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歩行解析がバージョンアップ

あなたにより確実なデータをご提供!
当店、AI姿勢解析システムをバージョンアップ‼。

立った6歩の撮影から歩行の詳細分析が可能に!
頭・体幹・骨盤・膝・ピッチの左右差で左右バランスの身でれを確認、関節の痛みはここから始まる。
頭・体幹・足の揺れのチェックで安定した体の使い方をチェック、コリの原因はここから始まる。
歩行速度・歩幅。歩行率の解析から健康寿命を推定、健康意識はここから始まる。


有酸素運動であるウォーキングは健康にいい。当たり前のように聞こえる言葉ですが、実はそれを裏付けるだけでなく
寿命にも大きな影響を与えるという多くの研究結果が発表されているだけではなく、“速く歩くことができる人”ほど健康寿命が長いという調査結果もあるのです。

速く歩くことができる人は、健康寿命が長い!

海外で発表されたある研究結果では、歩行速度が時速3.2㎞未満のゆっくり歩く人を「1」とした場合、時速3.2~4.8㎞の普通のスピードで歩く人は「1.9」倍、時速4.8㎞以上のやや早歩きで歩くことができる人に至っては「2.8」倍、“サクセスフルエイジング”達成率が高かったという結果が発表されました。
  ※サクセスフルエイジン達成率とは:
           がんや糖尿病、心臓疾患や脳疾患などの大きな病気にかからずに、認知症障害もなく健
           康な状態でいられること。
このほか、65歳以上の男女3万4485名の追跡調査結果から、歩行速度が速い人ほど生存率が高く、遅ければ生存率が低いことが示されています。時速5.76㎞(秒速1.6ⅿ)で歩行する人の平均寿命は95歳以上、時速2.88㎞(秒速0.8ⅿ)の人は約80歳なのに対し時速0.72㎞(秒速0.2m)の人の平均寿命は約74歳。この傾向は男女ともに共通。歩行速度と平均寿命は比例しているという結果が出ています。

また、歩くことで大腸がんを予防する・善玉コレステロールが増える・乳がんによる死亡率が50%低くなるという研究報告もされています。

歩幅も大事な要素です!

人の筋肉は、運動をしないでいると20歳以降は1年に約1%ずつ衰えていくとされています。つまり30歳では20歳の時の筋肉量の約90、50歳では約70%となってしまうのです。
これを防ぐ一番の方法は、歩くことです。歩くことで筋肉量の減少率を抑えることができるだけでなく、心肺機能を向上させたり、免疫力を高めたりできます。体脂肪や内臓脂肪を減らすことにもつながります。

では、どんな歩き股がいいのでしょうか?
それは、有酸素運動の効果が得られる『 早歩き 』です。
また、歩く速さだけでなく歩幅も大きな要素です。狭い歩幅では、あまり運動効果が得られないのです。
早歩きをするときの理想の歩幅は、身長✕0.45といわれています。
   身長150㎝の人で約67㎝・155㎝の人で約70㎝・160㎝の人は約72㎝・170㎝の人は約76㎝
普段の歩幅にあと10~15㎝広げるつもりの、「やや大股」で歩くのがいいでしょう。

歩く姿勢はとても重要

早歩きをする場合、正しい姿勢になっていることが重要です。
  背骨が正しいS字カーブを描いているか。 
  肩、骨盤それぞれの高さが左右同じか。
  膝と足先が同じように前を向いているか。
  顔は正面を向き、猫背にならないようにする。
これらができていないようなら、姿勢を改善する必要があります。
姿勢が悪いと、骨盤の安定性を欠くこととなってしまうのです。

早歩きをするときには、腕を「前後に平行に」「やや後ろに」振ることを重視すると、驚くほど重心が前に移動しやすくなり、歩行速度もアップします。ぜひ修正してください。

正しい姿勢で早歩きをすれば、普段より運動量が高くなります。

正しい姿勢での早歩きは効果がいっぱい!

筋肉量の減少をできるだけ防ぐことは大きな意味があります。
人間の総消費エネルギーのうち、基礎代謝は約70%を占めています。この基礎代謝は18歳を過ぎたころから減少していきます。これは筋肉量が減少するからです。また、女性は男性より筋肉量が少なく、基礎代謝も低い傾向が見られます。そのまま放っておくと、燃焼しきれなかった脂肪が蓄積され続けてしまいます。ダイエット効果を求めるなら大股歩きを選びましょう。体脂肪を減らすことで、様々な生活習慣病のリスクを減らすことにつながります。

歩かないことで、心筋梗塞のリスクが増大します。これは糖尿病も同様。歩くことでインスリンが不要になるほどです。運動をする(正しい姿勢でア早歩きする)ことで、脳由来神経愛用因子が増大することも明らかになっています。脳の海馬前部のサイズが増加し、空間記憶の改善をもたらしたという研究結果もあります。

若いうちから運動(正しい姿勢で早歩き)を心がければ、さらにいい結果が得られることは間違いありません。